DIARY / 2026.10.29
FOMCは据え置き、利上げを求めた2人
公開 2026.10.29
FOMC相場メモドル円ゴールド
日本時間今朝3時のFOMCは、政策金利(誘導目標レンジ)を3.75〜4.00%で据え置き。投票は10対2で、反対した2人(クック理事、ハマック総裁)は0.25ポイントの利上げを求めました。FRBの声明
9月の会合では0.25ポイントの利上げを全員一致で決めていました。今回は据え置きですが、声明は景気の表現を「堅調(solid)」から「力強い(strong)」に強めています。9月の声明
利下げが続いた2024〜2025年から、利上げへ向きが変わった流れは続いています。ただ、ウォーシュ議長は会見で12月の利上げをはっきりとは示しませんでした。FXStreet
発表後のドル円とゴールド
ドル円は声明では小高く、会見中に下落しました。 声明直前の158.23円から、3時25分には158.32円へ。3時30分に議長の会見が始まると売られ、3時45分には157.94円まで下げています。NY市場が閉まる6時は157.82円、その後は8時36分に157.70円をつけました。
ゴールドは会見の途中から上昇。 NY金先物の12月限は、声明直前の4,053.8ドルから3時33分に4,042.0ドルまで下げたあと、切り返して5時2分に4,094.5ドルに。6時は4,081.2ドルで、取引再開後の東京の朝は4,060ドル台に戻しました。会見中はドル指数も下げており、金の上昇と時間が重なります。FXStreet
グラフはどちらも日本時間10月29日2:00〜9:00。破線が声明の3:00、点線が議長会見の3:30です。金はCOMEXの2026年12月限先物で、現物のXAUUSDとは価格が異なります。6時〜7時は先物の取引休止のため、線が途切れています。
値動きグラフのデータ・出典
出典:Yahoo Finance・ドル円(JPY=X)/金先物(GC=F)。2026年10月29日に取得した1分足データから作成。金先物は取得時点の2026年12月限です。
各1分間の終値を、その足の終了時刻に表示しています。3:00の点は2:59〜3:00の足の終値で、本文の「声明直前」に当たります。各421点。ドル円は6:05・6:07・9:00の3点、金は取引休止の6:01〜7:00の60点がデータなしです。本文の価格もこのデータに基づき、ドル円は小数第2位、金は第1位に丸めています。1分足終値のため、分の途中の高値・安値は表していません。
今日のメモは、「声明と会見を分けて見る」。利上げを求める票が出ても、会見の受け止め次第でドルは売られました。明日30日は日銀の会合結果が出るうえ、ゴトー日と月末も重なります。
比較した数値・出典
| 時点 | 誘導目標レンジ | その時の動き |
|---|---|---|
| 2023年7月 | 5.25〜5.50% | 0.25ポイント利上げ |
| 2024年12月 | 4.25〜4.50% | 0.25ポイント利下げ |
| 2025年12月 | 3.50〜3.75% | 0.25ポイント利下げ |
| 2026年9月 | 3.75〜4.00% | 0.25ポイント利上げ(12対0) |
| 2026年10月 | 3.75〜4.00% | 据え置き(10対2) |
出典:FRB・政策金利の変更履歴と各声明。2026年10月29日確認。グラフは選んだ5時点の比較で、バーの長さはレンジの上限です。連続した推移ではありません。